上高地帝国ホテル(長野・上高地)
上高地にあるこのホテルは、冬期休業することもあり、予約開始日(例年2月1日)と同時にその年の営業分が
ほぼ満室になるという人気のホテルです。
スタッフは東京の帝国ホテルから派遣される方と、現地採用の期間限定の方とおり、当たり外れがあるかもしれません。
上高地自体、マイカー乗り入れが禁止されているため、手前のバスターミナルでバスに乗り換えるか、タクシーで行くかのいずれかになります。
上高地にある通年営業していないホテルとはいえ、そこはさすがの帝国ホテルです。雰囲気とサービスレベル、食事のレベルはなかなかのものです。が、いわゆる伝統のあるホテルらしく、格式や伝統を重んじるスタイルですので、好き嫌いが分かれるところかも知れません。個人的見解ですが、自分的にはこうした良く言えば伝統的、悪く言えば保守的・野暮ったいホテルよりも、同クラスの外資系のホテルの方が水が合うと感じました。料理も悪くないんですが、面白みがないというか想像の域を出ないというか・・・。雰囲気や調度品も重いというか野暮ったいというか・・・あくまでも私の価値観での感想ですが。
あと気になったのは、東京の帝国ホテルの常連さんに対して、東京から来ているスタッフが挨拶に行ったり対応が露骨に一般客と違ってたりと感じる場面は多々ありました。常連さんは大事なお客なので当然なんですが、なんか常連同士で張り合っている感がものすごく出ていて、レストランでもバーでも見ているだけで疲れてしまいました。こういう所も伝統あるホテルの特徴なんでしょうけど・・・。
あまりに有名な赤い屋根のこの建物。上高地を訪れる人の憧れでもあります。
今回利用したのはベランダ付ツイン。37平米と広くはありません。
星座表がありました。晴れてればかなり綺麗な星空が見られるのでしょう
プレートのお土産が用意されていました。
(インペリアルクラブの特典?)
部屋には双眼鏡とガイドブックが。
水回り。水道水は湧き水を利用しています。
アメニティは必要にして十分
バスはユニットタイプですが、それなりの大きさがあります
タオルに刻まれた紋様とこの厚みこそが帝国ホテルクオリティです
ベランダ。広さはありません。
隣の部屋との目隠しは一切なく、鉢合わせするとちょっと・・・
部屋からの眺望
夕食はフレンチ、懐石、洋食から選択可能。
今回はフレンチを選択。
トマトのスープ。トマトなのに乳白色で面白かったです
真鯛のポワレ
メインは3000円プラスで信州牛にアップグレード
こちらは通常の牛フィレ
続いて朝食
非常に安定したオーソドックな食事でした。
帝国ホテルブランドの安定感とハイレベルを、上高地で満喫出来ることこそが、このホテルの
最大の価値であり、売りなのかもしれません。考えてみたら、それってかなりすごい事ではあります。
トータルで考えると、比較的年配の方にマッチするホテルかもしれません。
上高地帝国ホテル(長野・上高地)
長野県松本市安曇上高地
TEL:0263-95-2001
in 14:00~/out ~12:00
1泊(2名)今回利用時@44750(2名利用時。夕食@16500込)
上高地帝国ホテル http://www.imperialhotel.co.jp/j/kamikochi/