ホテルブエナビスタ(長野・松本)
 長野県松本駅前にある電鉄系ホテル。これまでのオーソドックスな地方の電鉄系ホテルから脱却し、部分的にではあるがシンプルモダンなスタイリッシュホテルへと脱却を試みているホテル。プロデュースには、福岡のウィズザスタイルで成功を納めたプランドゥーシーが手がけており、系統的にはウィズザスタイルのそれと非常に似た路線です。

 


ホテルブエナビスタ(長野・松本)
 長野は松本にあるホテル。松本は県下最大の都市であり、ビジネスホテルばかりが目に付きますが、そんな中でひときわ異彩を放つのが、このブエナビスタ。

 このホテルは、長野地盤の松本電鉄(アルピコ)が運営する鉄道系ホテルです。場所も松本駅至近という好立地のため、ビジネスユースでの利用がメインのようです。また、規模的にも県下有数のホテルであり、ブライダルや各種会合、パーティなどでの利用も多いようで、そのためか館内のレストラン関係は、基本的に土日は営業していない(結婚式等での貸切での利用が入るため)のです。
 また、宿泊客に外国人が非常に目立ったが、周辺観光(善光寺、松本城、上高地、乗鞍、蓼科、諏訪湖あたりでしょうか)の際に宿泊施設として利用されているようで、ホテルの雰囲気作りにも一役買っています。

 ホテル業界では有名な土井久太郎氏(現山梨学院大教授)は、元々ここの総支配人出身だったりもします。
 
 2005年3月にパブリックと一部客室をリニューアルし、非常にモダンかつシックに生まれ変わったという印象。特にロビーについては、全面的にリニューアルしたようで、前の面影が全く見当たりません。

 ビジネスユースが多いと前述しましたが、チェックイン時にデポジットがなかったり、それでもポーターサービスはあったりと、中々面白いホテルです。色々な面から判断して、「ビジネスホテル以上、シティホテル未満」といった感じでしょうか?

 今回利用した客室は、リニューアルした「プレミア」クラスの中でも最上級グレードの「デラックスプレミアダブル」。「プレミアダブル」「プレミアツイン」といった他の部屋よりも、間取りが広いようです。また、この「デラックスプレミアダブル」は角部屋に配されているようです。部屋自体もインテリアや小物など非常に洗練されており、雰囲気は出ていますが、部屋の各所に昔の面影が見て取れました。特に残念だったのが、風呂等の水周り。これは恐らく構造的・サイズ的な制約からそう大きなリニューアルを出来なかったのかもしれませんが、ユニットバスにせざるを得ないのであれば、例えばジャグジーにするとか、他の部屋との差別化が欲しかった所です。少なくとも、洗面台と風呂との間の扉位は付け替えてもいいのでは・・・(古い扉をそのまま使ってましたが、部屋の他の部分とのバランスを考えると、統一感が余りにもなさ過ぎるかな、と)?
 また、部屋のTVでは有料チャンネルも視聴できますが、アダルトチャンネルが入っているあたり、やはりビジネスの色合いが強いようです。
 リニューアルした「プレミア」グレードの部屋は全て12Fにあるようですが、エレベータホールから廊下からこの12Fと他のフロアと雰囲気が全く違います。この辺りからも、「プレミア」グレードの雰囲気作りを徹底されている事がよく分かります。

 さて、食事ですが、「ラ・カフェテラサ(比較的手頃なアメリカングリル)」、「聖紫花(中華)」「深志楼(和食)」等がありますが、今回は最上階14Fにある「ラ・レストランテ・ルナ」へ。ここはフレンチテイストを取り入れたイタリアンといった感じです。信州葱や信州牛・サーモン等、地の食材をふんだんに取り入れており、非常に美味しいかったです。また、最上階ということで眺望も抜群。14Fというと、さほど高さがない様に感じるかもしれませんが、松本という街自体高層建築物が少ないので、14階程度の高さでも非常に視界が開けています(恐らく、このホテルが松本駅周辺で一番高い建物ではないでしょうか)。
 館内の照明は暗めで、間接照明を多用しており、また、各テーブルにはキャンドルが灯されており、中々雰囲気は出ています。他の利用者はというと、団体利用が2組あるようですが、それ以外には仕事帰りのビジネスマンの姿が目に付きました。
 
 今回は、コースではなくアラカルトを組み合わせました。
【前菜】
・信州サーモンのカルパッチョ 生姜風味ドレッシング
・鵞鳥のフォアグラソテー トリュフソース ハーブのサラダ添え
【パスタ】
・カラスミと松本一本葱のリングイネ
・オレキエッテパスタ マスタード風味黒豚ラグーソース
【メイン】
・鰆のソテー ふきのとうクリーミーソース
・真鴨のロースト

 これに、隣接するバー「サロン・ド・フェーゴ」での飲み物を入れても、@6500円程。非常にコストパフォーマンスが高いです。

 このレストランの従業員の方が、皆さん本当に非常に素敵な笑顔で・・・見ているこちらも、心底気持ち良くなります。そんなに堅苦しい、フォーマルな接客ではないんですが、そんなもの無くても非常に心地よいひと時を過ごせました。これこそホスピタリティで一番重要な部分なのではないかと。ただ、これはレストランに限らず館内全てなのですが、ボサノバが流れているのですが、ちょっと音量が大き過ぎると感じました。特に、バーでは音量が大きすぎて会話が良く聞こえない程です。選曲のセンスは個人的に好きなんですけど。これも福岡のウィズザスタイルで感じたことと全く同じです。同じ会社がプロデュースしているだけのことはあります(笑)。

 そして、このホテルのもう一つの売りは、何と言っても部屋からの眺望でしょう。松本平・茅野市街の夜景はもちろんですが、周囲を囲む山並みの雄大さ!旭岳、立科、上高地・乗鞍、北アルプス等の山並みが松本市街を囲むように聳え立つ様が一望できます。
 このホテルの名前「ブエナビスタ」(スペイン語で「絶景」)は、だてではありません。


 






デラックスプレミアダブル






32インチ液晶テレビ




備え付けのBOSEのCDプレーヤー


緑茶を2種類置く前にコーヒーが欲しかった・・・


缶ビール@500円






アメニティはポーラとタカラベルモント製














松本城方面の夜景


松本駅・茅野市街方面の夜景










ラ・カフェテラサ




サロン・ド・フェーゴ




ラ・レストランテ・ルナ




ラ・バラガンバール


ゲストハウス(ライブラリー、観光案内、インターネット)


部屋からアルプス連峰を望む


※レストランの画像は公式HPより借用





ホテルブエナビスタ(長野・松本)
長野県松本市本庄1-2-1 
TEL:0263-37-0111


1泊 @9240円〜(in 14:00〜/out 〜11:00)
※今回利用:デラックスプレミアダブル  @26565円〜


ホテルブエナビスタ 
http://www.buena-vista.co.jp/

 
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