島宿 真理(香川・小豆島)
 小豆島にあるしょうゆ懐石が自慢の宿。全7室のアットホームな宿ながら、小豆島という名産品ぞろいの立地を活かして、島の特産品をふんだんに盛り込んだ料理がいただけます。そのキャパシティの小ささからも、予約がなかなか取れない宿として知られています。

 

島宿 真理
  四国は香川・小豆島にあるこの宿。小豆島と言えば色々名産品がありますが、そのうちの一つ、醤油の製造元が密集している醤油蔵通りに立地するこのお宿。

 周囲には醤油の香りが漂っており、どこかレトロな街の雰囲気とあいまって、旅情・郷愁をさそう町並みです。特に夕暮れ時の、もの淋しげな街の雰囲気が非常に印象的でした。
 ただ、宿自体はそこからちょっと奥まった住宅地に立地しており、部屋からの眺望も含めて、さほど良い立地とはいえないかもしれません。
 
 また、料理についてですが、四国は全体的に味付けが濃い目だと感じていたのですが、ここの料理は結構薄味でした。小豆島ということで、四国とはまた別の食文化が育まれたからなのでしょうか?それとも比較的関西に近い場所にあるからでしょうか?その料理ですが、美味しい上に量も結構多いです。酒も美味いし、何よりも価格が良心的。その上、従業員さんの接客も非常に好感が持てるものでした。ただ、お酒に関しては、泡盛を置く前に四国の地酒位置いてほしかったなーと。
 
 なお、宿の雰囲気ですが、これははっきりと好みが分かれる所かもしれません。このコンセプト・雰囲気を「ノスタルジック」と取るか「チープ」と取るか・・・。特に、部屋風呂については、大きさ・景観ともに非常に残念なものでした。海の近くに建っているのに、風呂から見えるのは駐車場のみっていうのは、とても勿体無い気も・・・。
 
 因みにチェックイン・アウトの時に、とにかく受付に従業員が居なくて(呼び鈴押しても誰も出てこない)かなりの時間待たされましたが、少人数の従業員の方で回しているのでしょうか?まあ、これも家庭的といえば家庭的なのですが。
 
 あと、宿の佇まいとかに大衆的・ノスタルジックな方向で押しているのに、送迎用の車がメルセデスのVクラスとEクラスってのはどうかと・・・(レンタカーのニュービートル位ならかわいいもんですけど)。

 郷愁さそう街並みに佇むノスタルジックなお宿、この宿で過ごす時間はどこか緩くてゆっくりしていました。

宿は醤油蔵通りの奥まったところに位置します。町並みがとにかくレトロで味があります。


インテリアもノスタルジックな部分とモダンな部分が上手に融合された、こざっぱりした印象。


館内は全体的に薄暗く、間接照明が多用されており、やさしく柔らかな印象。


調度品も味のあるものが色々ありました。


敷地はさほど広くなく、パブリックも皆無のため、基本的に部屋で篭る滞在スタイルになります。


土産コーナー。オリーブオイルや手延べそうめん、醤油といった島の特産品が置かれています。




今回利用した部屋。各部屋には「ひし」「お」「で」「も」「て」「な」「す」と名づけられており、
続けて読むと「醤でもてなす」という意味になります。


部屋風呂。この閉塞感と眺望の悪さは残念の一言。


部屋からは中庭が見えます。各部屋は中庭をL字型に囲むように配置されています。


中庭の向こうには男女別の大浴場があります。



さて、お楽しみの夕食はというと・・・

1酒:高知県産山桃とスペイン産ロゼワイン

2菜:小引き素麺と口取り 諸味つゆ
   無花果・アスパラ・シャコの黄身酢添え
   大蛸の梅肉とろろがけ オリーブの実の天麩羅


小引き素麺(食感が絶妙)


すだち酒(とてもフルーティでした)


3酢:香川県四海産雄渡がに酢・若布・大葉・かに酢


4鮮:小豆島内地産お造り 初秋の盛合せ あしらい一式
   四年物再仕込みしょうゆ・諸味しょうゆ
  →本当に鮮度がよく、今まで食べた中でも一位、二位の美味しさでした


もろみ醤油と再仕込み醤油


5焼:太刀魚の付け焼き・茄子の田楽焼・赤芽芋の玉みそ焼き・丸十レモン漬け


6煮:南京饅頭
   蓮根・牛蒡・占地茸
   針野菜の銀あんかけ・山葵


7油:池田町三都産 大鱧の松茸包み揚げ・畑青唐の天婦羅
   栗麩のアラレ揚げ・抹茶塩


8汁:胡麻豆腐と色紙野菜 清汁仕立て
   昆布・人参・ねぎ 振り柚子

9飯:土鍋のおこげ飯 諸味みそ
   小豆島佃煮漬物盛


10甘:南京と黒胡麻の田舎あいすくりーむ・小倉あん




島宿 真理(香川・小豆島)
香川県小豆島内海町
TEL:0879-82-0086
1泊(2名)@19000円〜

島宿真里 http://www.mari.co.jp/
 
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